- 2019/03/12 45&60 GPM PUMP Fluid Section [ Japanese ]
104001 45GPMベーシックモデル
104002 60GPMベーシックモデル
目次
安全注意事項 .............................................. 2
1.概 要 ........................................................ 5
1.1 概 要 ................................................. 5
1.2 動作原理 ........................................... 6
1.3 仕 様 ................................................. 7
1.4 型式選択 ........................................... 8
1.5 性能曲線 ........................................... 9
2. 据え付け ................................................ 10
3. 部品構成 ............................................... 10
4. 保 守 ..................................................... 15
4.1 ピストンの取外しと検査 .................... 15
4.2 ピストンの組付け ............................. 15
4.3 パッキンシールの交換 ..................... 16
4.4 出口マニ―ホールド ......................... 17
4.5 入口マニーホールド ......................... 18
4.6 保守点検 ......................................... 19
5.交換部品 .............................................. 21
5.1 スペアパーツリスト ........................... 21
5.2 付属品 ............................................ 23
45&60 GPM PUMP Fluid Section
取扱説明書
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製品の説明
104001-45GPM、104002-60GPM Fluid Section
この機器は、溶剤系および水系塗料に使用するために設計されたものです。
製造元:
Binks
Justus-von-Liebig-Straße 31, 63128 Dietzenbach. DE
安全注意事項
実際にこの装置を使う前に、以下の説明および安全上の注意事項をよく読み、遵守してください
この製品は高度な技術水準に基づいて組み立てられており、高い信頼性を誇ります。しかし、充分な訓練を受け
ていない作業員が不適切な操作をしたり、本来の目的以外に使ったりすると、事故につながる恐れがあります。
使用国・地域における、安全な運用や事故防止に関する法令や規制は常に遵守してください。
本製品の据え付け、運用、点検修理、洗浄に当たっては、国際法規、使用国・地域における法令や規制、使用企
業の内規を遵守しなければなりません。
本製品の運用責任者は、この操作マニュアルを熟読し、内容をすべて把握、遵守しお使いください。操作マニュ
アルの指示に従わなかった結果、何らかの損害が発生しても、Binksは責任を負いません。
なお、この操作マニュアルの内容(取り扱い規則、図面などを含む)の一部または全部を、商用目的で複製、配布、
使用するためには、Binksの許可が必要です。
技術的な改良のため、図面や仕様の記載を予告なく変更することがあります。
据付、運転、保守・点検の前に必ずこの取扱説明書と付属書類をすべて熟読し、正しくご使用ください。
機器の知識、安全の情報そして注意事項のすべてについて熟読してからご使用ください。
この表示を無視して、誤った取扱をすると、死亡や重傷など損害を負う可能性が想定される内容を示し
ています。
この表示を無視して、誤った取扱をすると、中程度の傷害や軽傷など損害を負う可能性が想定される内
容および物的損害の発生が想定される内容を示しています。
なお、注意に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結びつく可能性があります。安全に関する重要な事項を記載
していますので必ず守ってください。
運搬・据付けに関する注意
● 製品の重量に応じて、正しい方法で運搬してください。げがの原因になります。
● 制限以上の多段積みはしないでください。
● 据付けは、重量に耐える所に、取扱説明書に従って取付けてください。
● 損傷、部品が欠けている場合は運転をしないでください。
● 製品の上に乗ったり、重いものを乗せないでください。
● 下記の環境条件でご使用ください
周囲温度 − 10 ℃〜+50 ℃(凍結のないこと)(全閉鎖構造仕様のアタッチメント使用の時は
− 10 ℃〜+40 ℃)
周囲湿度 90% RH以下(結露のないこと)
保存温度 *− 20 ℃〜+65 ℃
雰囲気 屋内、腐食性ガス・引火性ガス・オイル・ミスト・塵埃のないこと。
標高・振動 海抜 1000 m以下・5.9 m/S2 (0.6 G)以下 (JIS C 0911準拠)
*輸送時などの短時間に適用できる温度です。
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高圧/静電気に関する注意
高圧機器の取扱いは、使い方が適切でないと死傷事故につながる恐れがあります。据え付けや保守は、充分な訓練を受けた
作業員が実施してください。
1 高圧機器を使う作業の際は、ポンプ、液圧装置、圧縮エアモータを充分に離してください。
2 システムから受ける圧力を緩和する措置が必要です。圧力がシステム内に閉じ込められている可能性があるので、残存
圧力がないか、システム全体を点検してください。高圧機器を停止の際は内部残圧を抜くこと。
3 付属品を取り外す際は特に注意が必要です。
4 ホースに裂け目が見つかった場合は直ちに交換してください。
5 漏れが見つかっても、指でふさいだり、粘着テープなどで応急措置をして使ったりはしないでください。
さらに、静電気の発生を防ぐため、運転に先立ち、適切に接地されているか確認してください。
機器の操作に関する注意
機器の使い方を誤ると、破裂や動作異常により死傷事故につながる恐れがあります。
訓練を受けた専門技術者以外には使わせないでください。
操作マニュアル、機器に取り付けられたタグやラベルをよく読んでください。
本来の目的以外には使わないでください。
改造はせず、部品や付属品は Binksの純正品を使ってください。
定期点検を実施し、劣化、破損した部品は直ちに交換してください。
最大動作圧力(本体に表示、または技術データとして記載)を超えて運用しないでください。
輸送する塗料や溶剤が直接接触する部品は、その性質に応じたものを選んでください(各操作マニュアルの技術データ
を参照)。また、溶剤の製造元が公表している注意事項にも従う必要があります。
ホースは、人その他が通行する区画を避け、とがったものや可動部品、熱源から離して敷設してください。
82℃以上あるいは− 40℃以下にならないようにしてください。
機器を操作する際は耳栓をはめて行ってください。
加圧した状態のままで機器を持ち上げないでください。
火気や電気の取り扱いに関する、使用国・地域の規制に従ってください。
引火、爆発、電気ショックに関する注意
接地や換気が不充分であったり、裸火や火花放電にさらされる状態においたりすると、引火、爆発、電気ショ
ックの危険があります。
この操作マニュアルに従って設置、使用する場合、電動ポンプは危険地域で使用する際は属する区画で使うよ
うお勧めします(ATEX Category 2)。
電気機器の据え付け、操作、保守修理は、必要な訓練を受けた作業員が、この操作マニュアルの内容を完全に把握した
上で実施してください。
本製品その他、スプレー区画内にある電導性の機器や部品は、確実に接地してください。
モータ回転中はカバーを外さないでください。
使用中に静電気放電が見られたり、電気ショックを感じたりした場合は、直ちに使用を中止し、問題を取り除くまでは
決して使わないでください。
充分に換気を行い、塗料や溶剤から出る引火性気体が滞留しないようにしてください。
ポンプの周囲に、溶剤、布切れ、ガソリンなどのごみを残したままにしないでください。
ポンプ周辺の機器はすべて、絶縁した状態にしてください。
裸火、種火の類は使用しないでください。
運用中や、運転を終えてからも引火性気体が残っている間は、電源のスイッチをオン/オフしないでください。
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高圧に関する注意
電気モータはかなりの高温になり、その熱が周囲の機器にも伝わります。火傷を防ぐため、回転中のモータには触らな
いでください。
保守点検は充分に温度が下がってから実施してください。
引火性物質やごみを機器のそばに置いたままにしないでください。
加圧した状態の機器に関する注意
ガン/バルブからばかりでなく、裂け目が生じたホースや破裂した部品からも液体が噴出し、目に入ったり皮
膚に触れたりする恐れがあります。
ガン/バルブの先を人に向けないでください。
裂け目があっても、指その他の体の一部、手袋や布切れなどで塞ごうとしないでください。
スプレー/吐出を停止する、機器を洗浄/点検/修理するなど、圧力を下げる必要がある場合は、内部残圧を完全に抜
いてください。
ホース等の結合箇所がしっかり締めつけられているか、運転前に点検してください。
ホースやチューブおよびその結合箇所は定期点検し、裂け目や破損、緩みがある場合は直ちに交換してください。
有機液体を輸送する場合の注意
有機液体から発生する気体により、目に入る、皮膚に触れる、吸い込む、飲み込むなどにより、死傷事故に到
る恐れがあります。
輸送する液体の性質や危険性をあらかじめ調べておいてください。
危険な液体はそれに適した容器に入れ、廃棄する際は当該国・地域の法令や規制に従ってください。
製造元が推奨する保護用眼鏡、手袋、保護衣、防毒マスクを着用してください。
可動部品に関する注意
カム、駆動機構などの可動部品により、指を挟まれたり切断されたりする危険があります。
可動部品の周囲を整頓してからポンプを作動してください。
動作中は駆動部のカバーを外さないでください。
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1.概 要
1.1 概 要
60 と 45 GPM 塗料ポンプは、大容量の塗料循環システム用に設計されたステンレス製ユニ
ットで、世界中の自動車工場で広く使われています。エア圧、油圧駆動方式のモータに接続
することができ、あらゆる塗料供給用途に対応します。
4 個のボールを使ったチェックバルブシステムが、正確で滑らかな大量の吐出を可能にしま
す。タングステンカーバイド製のボールシートは両面使用できるので、点検修理の間隔を最
大限に延ばします。
ポンプ構造は、圧力低下を最小限に抑えながら高い吐出能力を維持するように設計されてお
り、優れた効率を実現しています。表面は特殊な処理により極めて滑らかに仕上げられてい
るので、清掃と洗浄が容易です。
ピストンに採用されているリップシールは二重のスプリングによって柔軟にシール性を維持
しており、摩耗に対する自己補正機能を備えています。
V 型のロッドシールは、摩耗した場合でもグランドナットにより調整することができます。
一体型の溶剤カップは、ポンプロッドとシールの清掃と潤滑を行い、寿命を延ばします。
オーステナイトステンレスを使用したポンプ接液部は耐蝕性に優れ、溶剤系塗料と水系塗料
をはじめ、幅広い流体に対応します。
ポンプ構造は独自設計により、装置を塗料供給室場外に持ち出すことなく現場で保守を行え
ます。
ポンプ継手については、標準仕様あるいはお客様専用のものを豊富な種類の中から選択する
ことができます。詳しくは、「1.4 型式選択表(8頁)」をご覧ください。
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1.2 動作原理
フルイドセクションはシリンダと移送チューブで構成されており、下部に入口マニーホールド、上部
に出口マニーホールドを備えます。
シリンダの内部にある、ピストンアッセンブリーはポンプモータに連結され、125 mm の定格ストロ
ークで往復運動を行います。ストロークの値は、モータの駆動方式(エア圧、油圧)によって異なり
ます。
入口マニーホールドと出口マニーホールドはそれぞれボールチェックバルブを備え、タイロッドによ
りシリンダに締結されています。さらに出口マニーホールドには、ポンプシャフトパッキンアッセン
ブリーと溶剤カップが組み込まれています。
4 ボール式ポンプは両方のストロークで塗料の吸引と吐出を行い、ピストンの運動と流体の流れる方
向に応じて該当するボールチェックバルブが開閉します。
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1.3 仕 様
項 目 60 GPM 45 GPM
吐出流量(60 サイクル/min)
(推奨最大連続サイクル :
15~20 サイクル/min)
228 ℓ/min 170 ℓ /min
1サイクルあたりの吐出流量 3.78ℓ 2.84ℓ
1 mm ストロークあたりの容量 15 mℓ 11.3 mℓ
11B 油圧モータを使う場合の圧力比率 0.19:1 0.25:1
B10 エア圧モータを使う場合の圧力比率 3.39:1 4.49:1
最大流体圧力 3.5 MPa
流体入口/出口 1.4型式選択表を参照 (8頁)
質 量 80Kg
シリンダとロッド 硬質クロム,セラミックコーティング
ロッドシール 調整可能な V型パッキン - UHMWPE
(超高分子量ポリエチレン)
ピストンシール リップ – UHMWPE
(超高分子量ポリエチレン)
接液部の材質 オーステナイトステンレス、
PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、
UHMWPE、タングステンカーバイド
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1.4 型式選択
入口と出口の継手の選択表
記号 部品番号 名 称 備 考
A 192553 継手 - M45 x フランジアッセンブリー DN 50 BS4504 PN16
B 192554 継手 - M45 x 2㌅ サニタリ 標準
C 192555 継手 - M45 x 1-1/2㌅ サニタリ 標準
D 192556 継手 - M45 x 1-1/2㌅ NPT 規格(めす)
E 192557 継手 - M45 x 1-1/2㌅ BSPT 規格(めす)
F 192558 継手 - M45 x 42 MM 圧縮継手 DIN 2353
G 192559 継手 - M45 x 1-1/4㌅ BSP 規格 (H)
H 192560 継手 - M45 x 1-1/2㌅ BSP 規格 (H)
I
J
K
L 192564 継手 - M45 x 1㌅ サニタリ 標準
M
N
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1.5 性能曲線
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2. 据え付け
フルイドセクションは、床面に直接、あるいは適当な架台に底板にボルトで固定することができます
(下図を参照)。
ポンプアッセンブリーが正しくアースされていることを必ず確認してください。
入口と出口の接続は、図に示すような構成にすることができます。
特に指定されない限り、バージョン 1 が標準構成として供給されます。
後から構成を変更することも可能ですが、その場合は、関連するジョイントシールを交換することを
お勧めします。
ポンプベースの詳細
(バージョン 1 の構成)
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3. 部品構成
パーツリスト
メインポンプアッセンブリー
No. 部品番号 名 称 数 量 備 考
1 20 41 84 ベースアッセンブリー 1
2 16 51 24 5/8 ロックワッシャー(S.S.) 6
3 19 14 22 5/8-11 六角ナット(S.S.) 6
4 19 15 02 タイロッド(ベース) 3
5 16 39 06 1/4-20 六角穴付きボルト(S.S.) 8
6 16 15 44 移送チューブシール(P.T.F.E.) 6
7 17 16 76 3/8-18 NPT 規格 プラグ 1
8 19 15 03 下部キャップ 1
9 16 39 00 3/8-16 六角ヘッドボルト(S.S.) 1 3/4 8
10 16 51 23 3/8 ロックワッシャー(S.S.) 10
11 20 42 32 ヘッドカバー 2
12 16 15 63 O リング(テフロン) 2
13 20 42 31 ヘッド 2
14 19 15 84 六角ニップル(3/8 BSPT 規格 と 3/8 NPT 規格間) 1
15
19 11 63 ピストンアッセンブリー 1 60 GPM
19 16 39 ピストンアッセンブリー 1 45 GPM
16
20 42 33 シリンダ 1 60 GPM
20 69 96 シリンダ 1 45 GPM
17 19 15 04 パッキンシールリテーナーアッセンブリー 1
18 19 11 53 溶剤カップ 1
19 16 14 48 O リング(バイトン) 1
20 19 11 80 スプリットカラー 1
21 19 11 79 クランプナット 1
22 16 39 01 5/16-18 六角ヘッドボルト(S.S.) x 2 LG 12
23 16 51 08 5/16 ロックワッシャー(S.S.) 28
24 16 39 10 5/16-18 六角ヘッドボルト(S.S.) x 1 LG 16
25 19 14 65 カートリッヂ 4
26 16 15 61 O リング(テフロン) 4
27 16 51 02 ワッシャー 8
28 16 16 74 O リング(テフロン) 8
29 17 17 84 1 3/4 径ボール(S.S.) 4
30 19 15 05 ボールケージ 4
31 17 37 52 標準ボールバルブ(S.S.) 1
32 19 15 38 移送チューブ 2
33 19 15 07 ウェーブスプリング 4
34 19 15 08 カーバイドシート 4
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パーツリスト
メインポンプアッセンブリー(続き)
No. 部品番号 名 称 数 量 備 考
35 19 15 09 シートシール 4
36 16 39 02 3/8-16 六角ヘッドボルト(S.S.) x 2 1/4 2
37 19 15 10 タイロッドスタッド 6
38 16 50 44 1/2 ロックワッシャー(S.S.) 10
39 16 14 39 0 リング(テフロン) 2 45 GPM ポンプ
40 19 15 37 圧力警告タグ 1
41 16 33 11 専用ナット 8
42 20 69 97 シリンダアダプタ 2 45 GPM ポンプ
43 16 19 81 O リング 2 接続シール
44 16 14 40 O リング 1
45 16 26 62 シリンダシール 2
46 16 45 36 ボルト 2
47 19 25 80 マニーホールド 2
48 16 33 17 六角ドームナット(St.St.)1/2㌅ UNC 4
49 第 1.4 項の表を 入口継手 1
参照 (8頁) 出口継手 1
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分解図-1/2
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分解図-2/2
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4. 保 守
ピストンアッセンブリー 19 11 63(60 GPM) & 19 16 39(45 GPM)
No. 部品番号 名 称 数 量 備 考
1 19 11 64 ポンプロッド 1
2 19 05 01 シールリテーナー 1 60 GPM
19 16 40 シールリテーナー 1 45 GPM
3 19 05 00 ピストン本体 1 60 GPM
19 16 41 ピストン本体 1 45 GPM
4 16 24 86 シール 2 60 GPM
19 16 42 シール 2 45 GPM
5 16 24 87 ウエアリング 1 60 GPM
19 16 43 ウエアリング 1 45 GPM
6 19 04 97 ピストンアダプタ 1 60 GPM
19 16 44 ピストンアダプタ 1 45 GPM
7 16 33 05 六角ロックナット 1
8 16 51 11 ワッシャー 1
9 19 10 62 ピストンスペーサ 1
10 16 15 12 O リング 1
4.1 ピストンの取外しと検査
1. ポンプから流体を完全に排出します。
2. モータシャフトとポンプカップリングの接続を外し、溶剤カ
ップを取り外します。
3. 4 本のボルトと下部カバー(204232)を取り外します。
4. パッキンナット(191152)を外し、シャフトへのパッキンシ
ールを緩めます。
5. ピストンアッセンブリーを取り外します。
6. ナット(7)とその他の全ての部品を取り外します。
ポンプのカップリングを外すときは、毎回スプリットカラー
(191180)を交換してください。
4.2 ピストンの組付け
1. 全ての部品を溶剤で洗浄し、破損や摩耗がないか点検します。
必要に応じて部品を交換してください。
2. 左の図のようにシャフトに部品を組み付けます。
3. 部品の組付けは平面な場所でシャフトをしっかりと保持しま
す。
4. Loctite 243 をシャフトのネジ山に塗布し、図のようにロック
ナットの凸面部分を取り付けます。180Nm のトルクで締め付
けてから、約 1/6 回転戻します。もう一度 180Nm のトルク
で締め付けます。
5. ロックナットの凹面部分取り付けて 180Nm のトルクで締め付けます。
6. Loctite が硬化乾燥するまで 2 時間以上放置してから使用してください。
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パッキンシールリテーナーアッセンブリー 19 15 04
No. 部品番号 名 称 数 量
1 16 25 85 ワイパリング 1
2 19 11 52 パッキンナット 1
3 19 15 36 パッキンシールリテーナー 1
4 19 11 50 ブッシュ 1
5 19 16 25 専用ワッシャー 1
6 16 14 40 O リング(バイトン) 1
7 16 25 84 パッキンセット 1
4.3 パッキンシールの交換
1. モータシャフトとポンプカップリングの接続を外し、溶剤カップを取り外します。
2. パッキンナット(2)を外し、シャフトへのパッキンシールを緩めます。
3. 4 本の六角穴付きボルトをリテーナー(3)から外します。
4. リテーナーアッセンブリーを取り外します。
5. Yパリング(1)を取り外します。
6. パッキンセット(7)、ガイドブッシュ(4)、シール
(1、6)を取り外します。
7. 全ての部品を清掃し、逆の手順で組み付けます。必要に
応じて部品を交換してください。
8. パッキンは、一枚ずつ、少し角度を付けて七枚全てをハ
ウジングに装着してください。
フルイドセクションへの組み付けを終えたら、パッキンナッ
トを 40~45 Nm(30 lbf ft)の初期トルクで締め付けます。
ポンプの使用に伴ってパッキンが摩耗するので、より大きな
トルクで増し締めを行ってください(18 ページを参照)。
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4.4 出口マニ―ホールド
■上部のシートとボールの検査
1. ポンプから流体を完全に排出します。
2. 4 本の六角穴付きボルト(24)をカバー(25)から外します。
3. カバー(25)と O リング(26、28)を取り外します。
4. ボールケージ(30)、ボール(29)、ウェーブスプリング(33)、カーバイドシート(34)、シール
(36)を取り外します。
5. ボールとカーバイドシートに破損や摩耗がないか点検します。部品を清掃し、必要に応じて交換してく
ださい(カーバイドシートは裏返して使用可能)。
6. 逆の手順で組み付けます。全てのシールを交換してください。
7. 他のボールとシートについても同じ手順に従ってください
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4.5 入口マニーホールド
■ 下部のシートとボールの検査
1. ポンプから流体を完全に排出します。
2. 4 本の六角穴付きボルト(24)をカバー(25)から外します。
3. カバー(25)と O リング(26、28)を取り外します。
4. ボールケージ(30)、ボール(29)、ウェーブスプリング(33)、カーバイドシート(34)、シール
(36)を取り外します。
5. ボールとカーバイドシートに破損や摩耗がないか点検します。部品を清掃し、必要に応じて交換してく
ださい(カーバイドシートは裏返して使用可能)。
6. 逆の手順で組み付けます。全てのシールを交換してください。
7. 他のボールとシートについても同じ手順に従ってください。
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4.6 保守点検
■ポンプ塗料パッキン
溶剤カップの中に潤滑剤が入っていることを毎日点検してください。
潤滑剤には溶剤系、水系、油系などの種類があります。
吐出される素材と相溶性のものを使用してください。
汚染を防ぐため、相溶性については塗料の供給業者に確認してください。
専用潤滑剤も用意されています(Wet sol ‘Plus’ 部品番号 863009)。
溶剤カップに多量の塗料が漏れていないかどうか、毎日点検してください。
必要に応じて次の方法でパッキンを調整してください:
• ポンプを停止します。
• 流体セクションから塗料の圧力を完全に抜きます。
• 1-5/16 ㌅ A/F(33mm A/F)スパナを使って、パッキンナット(191152)を 65~70
Nm(50 lbf ft)のトルクで締め付けます。
■断続的な使用
ポンプを断続的に使用する場合(週末、夜間、休日などに停止させる)は、ピストンロッドの周囲に
塗料の乾燥残留物を付着させないために、ストロークの下限位置でポンプをオフにしてください。
これを守らないと、ポンプを再始動したときに、シャフトに付着した塗料の乾燥残留物によってシー
ルとロッドが破損する恐れがあります。
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4.7 トラブルシューテング
トラブルの状況 考えられる原因 対 策
ロッドシールパッキンから
の漏れがある。
シャフトシールが摩耗してい
る。
ポンプを停止して、塗料の圧力を完全に抜くパッ
キンがシャフトに密着する手ごたえを感じられる
まで、グランドナットを規定トルク(40~47Nm
で締め付ける。溶剤カップの中に常に塗料と相溶
性の潤滑剤があることを確認する。
シールが破損/摩耗している。 シールを交換する(ロッドの摩耗を点検)15頁参
照。
ロッドが破損している。 交換する。15頁参照。
吐出流量が少ない、ポンプ
のストロークが速すぎる、
ポンプが運転しない
(基準:ピストンが 30 秒
以上ストロークしない)。
ボールとシートの間に異物混入
し漏れる。
17,18 頁を参考に分解します。ボールをシートす
るのを妨げる異物ゴミ等を調べます。
ボール/シートが摩耗してい
る。
ボールとシートの摩耗を点検し、必要に応じて交
換する。ボールシート(裏返して使用可能)を交
換するときは、裏返して使用しているシートも含
めて必ず 2 枚 1 組で交換する。
ボール/シートが破損してい
る。
交換するか、裏返して使用する(上記参照)。
ピストンシールが摩耗してい
る。
交換する。
シリンダボアが摩耗している。 交換する。
システムにエアが混入して
いる。
吸引側の継手緩み。 緩みを直し、戻りに泡かみがないことを確認す
る。
タンクに十分な塗料がない。 塗料を入れ、戻りに泡かみがないことを確認す
る。
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5.交換部品
5.1 スペアパーツリスト
60 GPM PUMP 用スペアパーツキット
流体セクション分解キット 25 04 83 (60 GPM)
No. 部品番号 名 称 数 量 備 考
A
B 16 14 40 O リング(PTFE) 2 (44)
C 16 14 48 コレット O リング(FKM) 1 (19)
D 16 15 12 O リング(PTFE) 1
E 16 15 44 移送管シール(PTFE) 6 (6)
F 16 15 61 O リング(PTFE) 4 (26)
G 16 15 63 O リング(PTFE) 2 (12)
H 16 16 74 O リング(PTFE) 8 (28)
I 16 24 86 シール 2
J 16 24 87 ウエアリング 1
K 16 25 84 パッキンセット 1
L 16 25 85 ワイパ 1
M 16 26 62 シール(PTFE 2 (45)
N 17 17 84 ボール 4 (29)
O 19 11 50 ブッシング 1
P 19 15 07 ウェーブスプリング 4 (33)
Q 19 15 08 カーバイドシート 4 (34)
R 19 15 09 シートシール 4 (35)
S 19 11 80 カラー 1 (20)
流体セクションシャフトシールとピストンキット 25 05 29 (60 GPM)
No. 部品番号 名 称 数 量 備 考
A 16 14 40 O リング 1 (44)
B 16 14 48 コレット O リング 1 (19)
C 16 15 12 O リング 1
D 16 15 44 シール 1 (6)
E 16 15 63 O リング 1
F 16 24 86 リップシール 2
G 16 24 87 ウエアリング 1
H 16 25 84 パッキンセット 1
I 16 25 85 ワイパリング 1
J 19 11 50 ブッシュ 1
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45 GPM PUMP 用スペアパーツキット
流体セクション分解キット 25 05 44 (45 GPM)
No. 部品番号 名 称 数 量 備 考
A 16 14 39 O リング(PTFE) 2
B 16 14 40 O リング(PTFE) 2 (44)
C 16 14 48 コレット O リング(FKM) 1 (19)
D 16 15 12 O リング(PTFE) 1
E 16 15 44 移送管シール(PTFE) 6 (6)
F 16 15 61 O リング(PTFE) 4 (26)
G 16 15 63 O リング(PTFE) 2 (12)
H 16 16 74 O リング(PTFE) 8 (28)
I 16 25 84 パッキンセット 1
J 16 25 85 ワイパ 1
K 16 26 62 シール 2 (45)
L 17 17 84 ボール(SS) 4 (29)
M 19 11 50 ブッシング 1
N 19 15 07 ウェーブスプリング 4 (33)
O 19 15 08 カーバイドシート 4 (34)
P 19 15 09 シートシール 4 (35)
Q 19 16 42 リップシール 2
R 19 16 43 ウエアリング 1
流体セクションシャフトシールとピストンキット 25 05 45 (45 GPM)
No. 部品番号 名 称 数 量 備 考
A 16 14 40 O リング 1 (44)
B 16 14 48 コレット O リング 1 (19)
C 16 15 12 O リング 1
D 16 15 44 シール 1 (6)
E 16 15 63 O リング 1
F 19 16 42 リップシール 2
G 19 16 43 ウエアリング 1
H 16 25 84 パッキンセット 1
I 16 25 85 ワイパリング 1
J 19 11 50 ブッシング 1
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5.2 付属品
付属品
部品番号 名 称 備 考
502064 標準工具セット 下記参照
863009 Wet Sol(1L) パッキン潤滑剤
191582 タイロッド(3 個セット) 流体セクションへの駆動モータの接続に使用
104004 B10LI - 45 GPM ベーシックモデル
104005 B10LI - 60 GPM ベーシックモデル
104007 11B – 45 GPM ベーシックモデル
104008 11B – 60 GPM ベーシックモデル
(ベーシックモデル - 継手を選択すること)
191422 六角ナット(3 個セット)
165124 ロックワッシャー(3 個セット)
190515 シャフトアダプタ(ポンプカップリ
ング)
エアモータを 45/60 GPM 流体セクションに接続
193271 タイロッド(3本セット) 流体セクションへの駆動モータの接続に使用
104073 A260 - 45 GPM ベーシックモデル
104074 A260 - 60 GPM ベーシックモデル
(ベーシックモデル - 継手を選択すること)
191422 六角ナット(3個セット)
165124 ロックワッシャー(3個セット)
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2017.10-Issue 10.2-J01
安全注意事項
1.概 要
1.1 概 要
1.2 動作原理
1.3 仕 様
1.4 型式選択
1.5 性能曲線
2. 据え付け
3. 部品構成
4. 保 守
4.1 ピストンの取外しと検査
4.2 ピストンの組付け
4.3 パッキンシールの交換
4.4 出口マニ―ホールド
4.5 入口マニーホールド
4.6 保守点検
5.交換部品
5.1 スペアパーツリスト
5.2 付属品