- スマートポンプ EV2-15 [ Japanese ]
サービスマニュアル
JP
スマートポンプ
EV2-15
型式 : 104274 EUモデル
104272 日本モデル
104271 USAモデル
重要!取り扱いには十分にご注意ください。
操作担当者および保守担当者は、本マニュアルを読み、理解した上でご利用ください。
本マニュアルの追加のコピーが必要な場合には、最寄Binks代理店までお問い合わせください。
本製品をお使いになる前に、すべての取扱指示をお読みください。
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製品概要/宣言書の目的: JP
本製品は、右記の材料との併用を目的としています:
使用に適した危険区域:
保護等級:
第三者認証機関の詳細と役割:
本適合宣言書/組込みの適合宣言書は、
製造業者の単独の責任の下で発行されています:
技術ファイルの編集を許可された代表者
電気ポンプ E2、E4, EV2
溶剤および水性材料
Zone(危険区域)1
Ex h IIB T4 Gb X (Pump)
II 2 G Exd/Exde IIB T4 IP55 (Motor) CE0722 II
2 GD ck T4 (Gearbox)
Element Materials Technology (0891)
技術文書の提出
Binks UK Ltd,
Ringwood Road,
Bournemouth, BH11 9LH. UK
Sales and Marketing Director. Binks UK Ltd 1
Avenue de Lattre de Tassigny
94736 Nogent, Cedex. France
EU適合宣言書
本適合宣言書/組込みの適合宣言書は、製造業者の単独の責任の下で発行されています:
Machinery Directive(機械指令)2006/42/EC
ATEX Directive(ATEX指令)2014/34/EU
EMC Directive(EMC指令)2014/30/EU
指令の要求事項に適合するため、当社は以下の法定文書および整合規格を順守します:
EN ISO 12100: 2010 Safety of Machinery - General Principles for Design(機械類の安全性 - 設計のための一般原則)
EN 12621: +A1: 2010 Machinery for the supply and circulation of coating materials under pressure - Safety
requirements(圧力下で塗料を供給および循環用機器 - 安全要件)
EN 1127-1: 2019 Explosive atmospheres - Explosion prevention - Basic concepts(爆発性雰囲気 - 爆発の予防 - 基本概念)
EN ISO 80079から36 : 2016爆発Atmospheres-パート36 :爆発性雰囲気-
基本的な方法と要件のための非電気機器。
EN ISO 80079から37 : 2016爆発Atmospheres-パート37 :爆発性雰囲気のための非電気機器 - メソッド「C」、 「 B」と「 K 」によ
る保護。
EN 60079-0: +A11:2013 Explosive atmospheres - Equipment(爆発性雰囲気 - 装置)。一般要件
EN 60079-1: 2014 Explosive atmospheres - Equipment protection by flameproof enclosures d(爆発性雰囲気 -
難燃性エンクロージャによる装置保護「d」)
EN 60079-7: 2015 Explosive atmospheres(爆発性雰囲気)。Equipment protection by increased safety e (安全性強化による
装置保護「e」)
EN 60034-1: 2010 Rotating electrical machines(回転電気機器)
製品の取扱説明書に明記されている安全な使用/設置の条件がすべて守られ、適用される現地の実施規則に従って設置されてい
ることが条件となります。
R. Peterson Vice President: Binks UK Ltd
代表者の署名: Engineering and Operations,
5/5/21 Scottsdale, AZ, 85254. USA
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Product Description / Object of Declaration:
This Product is designed for use with:
Suitable for use in hazardous area:
Protection Level:
Notified body details and role:
This Declaration of conformity/incorporation
is issued under the sole responsibility of the
manufacturer:
Electric Pump E2 & (107071/4/5, 107093/4/5), E4 & EN
(107070/2/3), EV2 (104272/4, 104222/26)
Solvent and Water based materials
Zone 1
Ex h IIB T4 Gb X (Pump)
II 2 G Exd/Exde IIB T4 IP55 (Motor) CE0722
II 2 GD ck T4 (Gearbox)
Element Materials Technology (0891)
Lodging of Technical file
Binks UK Ltd,
Ringwood Road,
Bournemouth, BH11 9LH. UK
UKCA Declaration of Conformity
This Declaration of conformity/incorporation is issued under the sole responsibility of the manufacturer:
Supply of Machinery (Safety) Regulations 2008
Equipment and Protective Systems Intended for use in Potentially Explosive Atmospheres Regulations 2016
Electromagnetic Compatibility Regulations 2016
by complying with the following statutory documents and harmonised standards:
BS EN ISO 12100:2010 Safety of Machinery - General Principles for Design
BS EN 12621: +A1:2010 Machinery for the supply and circulation of coating materials under pressure – Safety requirements
BS EN 1127-1:2019 Explosive atmospheres - Explosion prevention - Basic concepts
BS EN ISO 80079-36:2016 Explosive Atmospheres- Part 36: Non Electrical equipment for explosive atmospheres - Basic
methods and requirements.
BS EN ISO 80079-37:2016 Explosive Atmospheres- Part 37: Non Electrical equipment for explosive atmospheres -
protection by methods c, b and k.
BS EN 60079-0: +A11:2013 Explosive atmospheres - Equipment. General requirements
BS EN 60079-1:2014 Explosive atmospheres - Equipment protection by flameproof enclosures d
BS EN 60079-7:2015 Explosive atmospheres. Equipment protection by increased safety e
BS EN 60034-1: 2010 Rotating electrical machines
Providing all conditions of safe use/installation stated within the product manuals have been complied with and also installed
in accordance with any applicable local codes of practice.
R. Peterson Vice President:
Engineering and Operations,
Signed for and on behalf of
Binks UK Ltd:
5/5/21 Scottsdale, AZ, 85254. USA
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本部品シートにおいて、「警告」、「注意」、「注記」は、以下の安全上の注意事項を強調するために使用されてい
ます。
本装置を使用する前に、以下の注意事項をお読みください。
本マニュアルをお読みください。組み立てた製品を操作
する前に、本操作マニュアルに記載されている安全、操
作、メンテナンスに関する情報すべてに目を通し、理解し
てください。
保護メガネを着用してください。サイドシールド付きの保
護メガネを着用しないと、目に重症を負う、もしくは失明
につながるおそれがあります。
メンテナンス中、すべての電力源を切断、減圧、ロックア
ウトしてください。装置のメンテナンスを実施する前にす
べての電力源を切断、減圧、ロックアウトしないと、重症
や死につながるおそれがあります。
騒音レベル。装置の設定によっては、ポンプとスプレー装
置のA特性音圧レベルが85dB(A)を上回ることがあり
ます。実際の騒音レベルは、ご要望に応じて調整可能で
す。装置を使用中は必ず防音保護具を着用することを推
奨いたします。
毎日装置を点検してください。毎日、摩耗や破損してい
る部品がないか、装置を点検してください。装置の状態
について不明確な場合は、装置を操作しないでくださ
い。
装置の誤使用に関する危険。装置の誤使用により、装置
の破損や誤作動、予期せず動作が開始することがあり、
重症につながるおそれがあります。
高圧に関する留意事項。高圧は、重症につながるおそれ
があります。修理点検を行う前に、圧力をすべて解放し
てください。ガンからのスプレー、ホースの漏れ、破損し
た部品により、体内に溶剤が入り、極めて深刻な重症に
つながるおそれがあります。
静電気。溶剤は、装置の適切な接地、スプレー対象物、お
よび、作業領域にあるそのほかすべての導電性の物体を
通して放電させる必要のある静電気を発生させる場合
があります。不適切な接地や火花は、危険な状態を引き
起こし、火災、爆発、感電、その他の重傷につながるおそ
れがあります。
プロポジション65に関する警告。警告:本製品には、カリ
フォルニア州において、がんや出産異常、もしくはその他
の生殖への危害につながることが明らかとなっている化
学物質が含まれています。
自動装置。自動装置は、警告なしに突然動作することが
あります。
放射物の危険。圧力下で放出される溶剤やガスまたは飛
んでくる破片によってけがをする場合があります。
緊急時に装置を停止する機能が装備されている位置と
停止方法を把握しておいてください。
圧力を解放する方法。必ず装置の取扱説明書に記載の圧
力解放手順に従ってください。
操作者のトレーニング。組み立てた製品を操作する前に、
操作担当者は全員必ずトレーニングを受けてください。
ペースメーカーに関する警告。一部のペースメーカーの
動作を妨げる可能性のある磁場が発生します。
装置の保護装置を必ず所定の位置に取り付けてくださ
い。安全装置が取り外された状態で装置を操作しないで
ください。
装置を絶対に改造しないでください。メーカーからの書
面による承認がない限り、装置を改造しないでくださ
い。
指を挟む危険。可動部によって、指が押しつぶされる、も
しくは切断されるおそれがあります。可動部品がある場
所はすべて指を挟む危険のある場所です。
本情報を装置の操作者に提供するのは、雇用主の責任です。
警告
重傷、死亡、または重大な物的損害に
つながる危険な行為です
注意
軽傷、製品の破損または物的損害に
つながる危険な行為です
注記
設置、操作、もしくはメンテナンス
に関する重要な情報
警告
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ポンプストローク 50mm
最大吐出圧力 2 MPa
1サイクル当たりの流量 0.375 リットル/サイクル
20 Hz時の吐出量 [10 サイクル/分] 3.75 リットル/分
80 Hz時の吐出量 [40 サイクル/分] 15 リットル/分
サクション口接続継手
1㌅ サニタリー
吐出口接続継手
ギア減速比 55:1
ギアボックスオイル 合成 220(標準 Agip Blasia S)
AC 誘導電気モーター
400/200V 3PH 0.75 kW @50/60Hz
4極 1400 RPM @50Hz
EEx d 11B T3
定格 20~80Hz(サーミスタ付き)
ポンプ質量(電気モーターを含む) 135 kg
サクション口から入れる最大圧力 0.2 MPa
仕様
注記
* 「スマートモード」(閉ループ圧力モード)で使用する場合の圧力
開ループフローモードで使用する場合、最大作動圧を0.2MPa下げます
例:ポンプを24時間365日稼働させるためのEV2-15 最大設定圧力は1.8MPaです
*モーター電圧については、代理店又はビンクス担当にご相談下さい
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寸法および取り付けの詳細
M6 六角ネジ
ポンプアース用
静電気が発生しないよう、ポンプフレームは必ず
適切なアースに配線してください。
セクション A-A
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ポンプユニットは、ATEX カテゴリ 2 ゾーン 1危険区域での設置用に設計されています。
電気接続は、危険区域に設置するための現地規則に従って行う必要があります。
ローカル制御ボックスは、ローカル起動/停止機能およびジャンクションボックスとして、ポンプのすぐ近くに配置する
ことをお勧めします。
メインポンプ制御は、電気安全区域内に配置してください。
システムの過圧が発生した場合、圧力スイッチ(および/または圧力解放バルブ)を出口マニホールドポートに
接続し、ポンプを停止する(または流体圧力を解放する)ように設定する必要があります。
例:塗料フィルター通路が閉鎖され過度な負荷がかかった場合、保証外となります。
これは、ポンプ機構を過負荷から保護するために必要です。
圧力スイッチと圧力センサーを取り付けるためのアダプターがあります。付属品を参照してください。
スイッチの設定は、最大必要圧力より0.1MPa上に設定することが推奨されます。
圧力スイッチの最大圧力設定値は2MPa です。
設置
<ギアボックスベント穴解放方法>
ギアボックスは搬送中の油流出防止のため、上部プラグに棒状の
ゴム栓が取り付けてあります
ゴム栓付きプラグ
棒状のゴムを抜くと内部は大気圧となります。抜いている途中でゴムが
切れた場合は、細い棒を使用してナット孔から押し出して下さい。運転前
に必ず行ってください。メンテナンス等でギアボックスを取り外す際は接
着テープ等で穴を塞いでください。
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kyokomizo
線
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電気モーター
モーターは、カムが右回りとなるよう配線される必要があります。
危険区域用の電気モーターは、爆発の危険に関する公式の規制を遵守するよう特別に設計されています。
不適当に使用された場合、接続不良が生じた場合、軽度であっても変更された場合、その信頼性は疑わしいも
のとなります。
危険区域における電気機器の接続および使用に関する基準を考慮してください。
これらの規格に精通した熟練した要員のみが、この種の装置を取り扱う必要があります。
モーターにはPTC 温度センサー(サーミスタ)が取り付けられています。
動作温度に達すると、本装置の抵抗は即座に変化します;
過度の温度が発生した場合にモーターが停止するよう、制御パネル内に取り付けられた適切な解放装置に接続
および配線される必要があります。
インバータ
必要なインバータ設定 値
最大 Hz 出力 80 Hz
最小 Hz 出力 20 Hz
加速ランプ 5 秒
減速ランプ 0.1 秒
定格モーター出力 0.75 kW
定格モーター電流 2A
定格モーター力率 0.81
定格モーター効率 78%
定格モーター周波数 50/60Hz
定格モーター電圧 400/200 V
定格モーター速度 1440 RPM
設置
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インレットおよびアウトレット接続部に柔軟性のある適切なホースを取り付けてください。
例: インレットホース: Ø38~ Ø50(耐圧0.1~1MPa)
アウトレットホース: Ø32~ Ø38(耐圧2MPa)
メンテナンスおよび電気モーターの冷却要件のために、ポンプの周りに十分な空間を確保してください
ギアボックス上部のベントプラグが付いている場合は、ゴム製のピンを外して排気できるようにしてください。
ギアボックスのオイルが満たされていることを確認してください。
(ギアボックスには、工場出荷時に正しい量のオイルが充填されています)
設置
注記
配管を洗浄する際は、専用のポンプをお使いください。
本ポンプを配管洗浄に使った場合、溶剤の種類によってピストンシールを膨張させ脈動を大きくする可能性があり
ます。脈動が大きくなる場合は塗装作業の前に新品のピストンシールと交換してください。
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起動前:
すべての電気的および機械的接続が正しく行われていることを確認してください。
すべての必要なインターロックがテストされ、動作します。
ポンピングに適した材料は、吸引ホースで利用できます。
アウトレット接続は、バルブ等で塗料ラインが閉ざされていないこと。
ギアボックスのオイルレベルを確認してください。ギアボックスには製品寿命に必要とされる潤滑油が
入っており、メンテナンスは必要ありません。
ポンプの速度を最小周波数 30 Hz に設定し、ポンプを起動して、回路から空気を取り除きます。
システムの漏れがないか点検してください。
必要な塗料の量を達成するよう、ポンプのサイクル速度を設定し、その後、必要なシステム流体圧力を達成するよう、
システムの背圧レギュレータを調整してください。
スマートモード:
戻り配管の「背圧」レギュレータは、(多様な塗料用途のため)システムの塗料タンクに戻る塗料の流量速度を動的に調
整することで、システム流量の需要の変化に対応し、設定された圧力を維持します。
システム動作
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項番 パーツ番号 説明 数量 備考
1 104270 ポンプアセンブリー 1
2 195836 マニホールドキット 1
3 195754 トルクアーム 1
4 177152 M18 x 50 六角ボルト 1
5 195761 ワッシャー 1
6 177151 M8 x 16 皿キャップスクリュー 7
7 195829 ATEX ギアボックス & モーター 1 EUモデル
7 195830 ATEX ギアボックス 1 日本モデル
7 195837 ギアボックス& モーター 1 USAモデル
パーツリスト – ポンプアセンブリー
トルク
保守順序
(組立と逆手順)
内部グリース
(AGMD-101)
グリース
ロックタイト
重要
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kyokomizo
取り消し線
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項番 パーツ番号 説明 数量 備考
1 104269 ドライブユニット 1
2 164838 リベット 2
3 195840 ネームプレート 1
4 195755 トルクアームピン 1
5 162895 Oリング 3
6 104268 フルイドセクション 1
7 195834 カバー(キャップ固定具付き) 2
パーツリスト – ポンプアセンブリー
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トルク
保守順序
(組立と逆手順)
内部グリース
(AGMD-101)
グリース
ロックタイト
重要
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項番 パーツ番号 説明 数量 備考
1 195743 メインボディマシニング 1
2 195832 カムシャフトアセンブリー 1
3 195833 ボトムキャリッジアセンブリー 2
4 192872 リニアベアリングロッド 4
5 192650 グリスニップル 2
6 193131 Ø10 x 1/4 BSPT エルボ継手 2
7 165108 M8 ワッシャー 8
8 177020 M8 マッドガードワッシャー (STST) 8
9 177021 M8 ボタンヘッドキャップスクリュー 8
10 165351 M12 x 50 六角ボルト 6
11 165044 スプリングワッシャー 7
12 163921 キャップスクリュー (STST) 6
13 165661 グラブスクリュー 4
14 195762 キー 1 ➎
15 192869 リニアベアリングロッド 4
16 192400 スプリングリテーニングワッシャー 8
17 163161 ロックナット 8
18 160524 キャリッジスプリング 8
19 194540 スペーサー 4
20 192668 シャフトクランプアセンブリー 2
21 165659 グラブスクリュー(STST) 8
22 177012 キャップヘッドスクリュー(STST) 8
23 165123 スプリングワッシャー(STST) 8
24 193130 エルボ継手 2
25 192880 グリスホース 2
26 192706 アイボルト 1
27 195757 左レッグ 1
28 195758 右レッグ 1
29 195759 支持具 2
30 177104 キャップスクリュー 1 ➎
31 165958 セットスクリュー(真鍮) 2
パーツリスト – ドライブユニット
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項番 パーツ番号 説明 数量 備考
32 165959 ワッシャー(真鍮) 2
33 170241 漏れ検出ホース 1
34 195760 スペーサー 1
35 195843 上部キャリッジアセンブリー 2
パーツリスト – ドライブユニット
トルク
保守順序
(組立と逆手順)
内部グリース
(AGMD-101)
グリース
ロックタイト
重要
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注記 :
項番2: 502954工具を使用し圧入
項番5: 502375グリースを使用
項番7: 193120工具を使用し締め付けること
項番10: インナーを外し、502375グリース塗布
項番 パーツ番号 説明 数量 備考
1 195744 EV2-15 ドライブプレート 1
2 195828 ボールベアリング 1 ➎
3 195756 トップベアリングキャップ 1
4 192859 ボトムベアリングハウジング 1
5 162709 シール 1
6 165972 M5 X25 キャップヘッドスクリュー 6
7 165974 ベアリングロックナット 1
8 163951 M6 X16 キャップヘッドスクリュー 8
9 195831 シャフトアセンブリー 1
10 192874 ローラーベアリング 1 ❷➎
11 192858 ボトムベアリングキャップ 1
12 194820 グリスニップル 1
パーツリスト – カムシャフトアセンブリー
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トルク
保守順序
(組立と逆手順)
内部グリース
(AGMD-101)
グリース
ロックタイト
重要
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最初のカムを2番目のカムと位相を180度ずらして配置します。
項番 パーツ番号 説明 数量 備考
1 192850 等速カム 2
2 195753 ドライブシャフト 1
3 195752 ミドルシャフト 1
4 192856 ベースシャフト 1
5 165558 M8 x 50 キャップヘッドスクリュー 16
パーツリスト – シャフトアセンブリー
トルク
保守順序
(組立と逆手順)
内部グリース
(AGMD-101)
グリース
ロックタイト
重要
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組付けツール カムの位相変位
1. 組付けツール(502955)のフラット部を万力に保持し、ミドルシャフトを取り付けます
2. カムを中央のシャフトに置きます。(「TOP」の刻印を組み立てツールに向けて下向きにします)
ベースシャフトをカムの上に置き、穴を合わせ、ロックタイト243を使用してM8x50キャップヘッドスクリュ
ーにねじ込み、30Nmのトルクで締めます。
3. 組付け品を外し、回転させ、ツールに戻します。2番目のカムを置き(「TOP」の刻印を上に向けて)、カムが
最初のカムから半径方向に5穴ずれていることを確認します。
ドライブシャフトを組付け品に追加します。ロックタイト243を使用してM10x70の長いキャップヘッドスク
リューの穴とネジを合わせ、30Nmで締めます。ドライブシャフトキー溝の角度位置は重要ではありません。
手順 – シャフトアセンブリー
アセンブリー工具 カムのラジアルピッチオフセット
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項番 パーツ番号 説明 数量 備考
1 192392 Ø47 カムフォロアー 1
2 192852 リニアベアリングキャリッジ 1
3 192851 リニアベアリングハウジング 2
4 195764 カムフォロアーピン 1
5 192871 Ø25 リニアベアリング 4 ❶
6 193112 10 x 12 x 14mm リニアベアリング 2
7 162734 Ø41 x 1.78 セクション Oリング 12
8 194820 グリスニップル 1
9 166156 Ø46穴用 止め輪 4
10 195763 フォロアーナットワッシャー 1
11 177154 M10 x 20 キャップスクリュー 1
パーツリスト – キャリッジアセンブリー
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21 / 39 77-3337 R1.0(05/2021) _J01
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トルク
保守順序
(組立と逆手順)
内部グリース
(AGMD-101)
グリース
ロックタイト
重要
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22 / 39 77-3337 R1.0(05/2021) _J01
JP
項番 パーツ番号 説明 数量 備考
1 192392 Ø47 カムフォロアー 1
2 192852 リニアベアリングキャリッジ 1
3 192851 リニアベアリングハウジング 2
4 195764 カムフォロアーピン 1
5 192861 キャリッジアダプター 1
6 165542 M6 x 12 キャップスクリュー 2
7 192871 Ø25 リニアベアリング 4 ❶
8 193112 10 x 12 x 14mm リニアベアリング 2
9 162734 Ø41 x 1.78 Oリング 12
10 192661 Ø6 x 1/8 エルボ継手 1
11 166156 Ø46穴用 止め輪 4
12 195763 フォロワーナットワッシャー 1
13 177154 M10 x 20 キャップスクリュー 1
パーツリスト – キャリッジアセンブリ
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23 / 39 77-3337 R1.0(05/2021) _J01
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トルク
保守順序
(組立と逆手順)
内部グリース
(AGMD-101)
グリース
ロックタイト
重要
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24 / 39 77-3337 R1.0(05/2021) _J01
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項番 パーツ番号 説明 数量 備考
1 195745 インレットシリンダー 1
2 195746 アウトレットシリンダー 1
3 194242 M12 ピストンアセンブリー 2
4 194176 シャフト/ベローズアセンブリー 2
5 162844 ピストンシール 2 ❸❹
6 192551 1/4 BSP 六角プラグ 4
7 192505 Ø12.42 x 1.78 Oリング 4 ❸❹
8 163921 M6 x 16 キャップヘッドスクリュー 8
9 165123 M10 スプリングワッシャー 16
10 165947 M10 x 35 キャップヘッドスクリュー 16
11 192382 Ø25.4 ボール (STST) 2 ❹
12 195747 アウトレットブロック 1
13 195748 アウトレットキャップ 2
14 192942 シート 2 ❹
15 160540 ボールチェックスプリング 2 ❸❹
16 195749 アウトレットケージ 2 ❸❹
17 195750 アウトレットスプリングキープ 2 ❸❹
18 162892 Ø39.34 x 2.62 Oリング 2 ❸❹
19 162893 Ø41.0 x1.78 Oリング 2 ❸❹
20 162911 Ø33.05 x 1.78 Oリング 2 ❸❹
21 165087 M6 スプリングワッシャー 8
22 177150 M6 x 80 キャップヘッドスクリュー 8
パーツリスト – 流体セクション
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トルク
保守順序
(組立と逆手順)
内部グリース
(AGMD-101)
グリース
ロックタイト
重要
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項番 パーツ番号 説明 数量 備考
1 160533 ボールチェックスプリング 1
2 162855 Ø52.07x 2.62 Oリング 1
3 162856 Ø41.0 x 1.78 Oリング 1 ❸❹
4 162857 Ø52.82 x 2.62 Oリング 1 ❸❹
5 171788 ボール (STST) 1 ❹
6 192632 ピストンインレットシート 1 ❹
7 193188 インレットスプリングキープ 1 ❸❹
8 194111 Ø70 フルイドピストン 1
9 195841 ボールケージ 1
パーツリスト – ピストンアセンブリー
❸
❸
❸❹
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ボールケージを締めたり、ピストン
から取り外す際には、25mmの単一
六角ソケットを使用してください。
トルク
保守順序
(組立と逆手順)
内部グリース
(AGMD-101)
グリース
ロックタイト
重要
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項番 パーツ番号 説明 数量 備考
1 192374 止めナット 1
2 192579 ベローズ 1 ❹❻
3 192627 止めナット 1
4 192628 シャフトシール 1 ❹❻
5 192619 ピストンシャフト 1
6 502377 ベローズ位置決めツール 1 工具
7 502382 ベローズアセンブリースピゴット 1 工具
パーツリスト – シャフト&ベローズアアセンブリ
部品番号
6(アセンブリスピゴット)をピストンシャフト
上にねじ締めします(スピゴットにAMGD-
010を塗布します)。
部品No.7を使用し、溝の位置に来るまでベ
ローズをスピゴット上で押す。
ロックタイト572をベローズの先端に塗り、ネジ
山が直角になることを確認しながらナットをベ
ローズ上に配置する。ベローズを手で軽くつか
み、1インチA/Fスパナで、ナットがベローズの肩
部分に接触するまでナットを締める。
トルク
保守順序
(組立と逆手順)
内部グリース
(AGMD-101)
グリース
ロックタイト
重要
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*:PRV(プレッシャーリリーフバルブ)本体の取説をご参照ください(77-3243)
項番 パーツ番号 説明 数量 備考
1 104167 1㌅スマートポンプPRV 1 *
2 192009 1/1.5㌅サニタリークランプ 6
3 192206 1/1.5㌅サニタリーガスケット 6
4 194109 1㌅サニタリーエルボ 3
5 195751 1㌅アウトレットマニホールド 1
パーツリスト – PRV & マニホールド組
トルク
保守順序
(組立と逆手順)
内部グリース
(AGMD-101)
グリース
ロックタイト
重要
❸
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一般的なメンテナンス
動作寿命、すなわち塗料ポンプ内の部品の交換時期までの予測される寿命は、次の3つの要因に左右されます。
ポンプで吐出する塗料の摩耗性
ポンプのサイクル数(吐出量)
必要とする吐出圧力
ポンプ内の他の構成要素よりも上記の基準により大きな影響を受ける2つの要素は:
ピストンシール
カムフォロワー
推奨スペアパーツキットに加えて、これらの2つの部品をスペア部品としてストックすることが推奨されます。
メンテナンス
注記
突然起動しないように、メンテナンス前に必ずポンプの電源を切ってください。
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メンテナンスのスケジュール
点検 作業
毎日 流体の漏れを確認する
週に1回
過剰な機械音がしないか確認する
流圧が過剰に変動していないか確認する
ギアボックスの温度を確認する
ギアボックスの温度を確認する(過熱が作動しているかどうか)
3 毎月
動作中、標準的なカートリッジグリースガン(502373)の8ストロークのグリース
(502375)をカムフォロアーベアリングに塗布する
ギアボックスの状態を確認する(シャフトシールから漏れがあるかどうか)
6 毎月
502375 グリースをメインシャフトベアリングに塗布する
リニアベアリング、ロッド、カム、カムフォロアーの過度の摩耗を点検し、過度の摩耗が
感じられたり、見える場合は交換する
スレーブの(トップ)キャリッジに502375グリースをさす
1年毎
ピストンを検査し、ピストンシール/ベローズ/スプリングを交換する
ピストンを検査し、アウトレットボールを確認し、必要に応じて交換する
リニアガイドベアリングおよびガイドレールの過度の摩耗を点検し、必要に応じて交換
する
カムおよびカムフォロアーの過度の摩耗を点検し、過度の摩耗が見える場合は交換す
る
5年毎 メインシャフトベアリングを交換する。リニアガイドベアリング、ガイドレール、およびカ
ムに過度の摩耗が見られる場合は交換する
カムフォロアーベアリングには502375(KP2N-20 DIN 51825)グリースのみを使用してください。
メンテナンス
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ギアボックス
2000 時間ごとにオイルシールとガスケットの良好な状態を確認し、ギアボックス内のオイル量を確認します。
メンテナンス
シールの漏れが始まり、オイルレベルが低下した場合、ユニットの一般的な整備として、問題のあるシールとオイルの両
方を交換する必要があります。
オイルを排出し、メンテナンスを行い、オイルを充填するため、ユニットを取り外す必要があります。
オイルを交換する場合は、排出用プラグの下に適切な容器を置きます。
新鮮なオイルを充填した後、レベルおよび/または排出プラグを元に戻し、オイルのこぼれを取り除きます。
メンテナンス – ギアボックス
警告
停止と隔離の後、装置が十分に冷却されるまで待機します。
注記
より簡単に排出するために、オイルを温める [40 ~ 50 ℃] ことが推奨されます。
注記
一般的な整備は、認定されたATEX認定のサービス担当者または企業が実施する必要があります。
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電気モーター
外部モーターのメンテナンスは、特にEN 60079-17 規格により報告されています:-
抵抗増加と接点の過熱を避けるため、電気的接続を正しくロックしてください。
規格で要求される絶縁空気距離と導体間の表面距離を保つ必要があります。
モーターとターミナルボックスの部品を組み立てるために使用されるすべてのスクリューは、完全に締め付
けてください。
シールおよびケーブル入口用部品の交換は、元の保護タイプを保証するため、製造業者から供給されるスペ
ア部品を使用して実施します。
外部接合面は機械加工されておらず、製造業者から提供されていない、または、製造業者から提供されてい
ることが確認できないシールの間に挿入することは許可されません。
腐食や水の侵入を避けるため、接合面を清掃してください。
外部モーターの修理手順は、EN 79-19 規格により報告されています。
製造業者の工場での外部モーターの修理が不可能な場合は、この作業に従事する外部ワークショップには、以下を含
む必要な機能が備わっている必要があります:
これらのモーターの十分な技術知識。
修理に適した工具・設備を備えた工場設備。
修理後に必要な確認と試験を行う品質管理部門。
外部モーターの場合、爆発の危険性から、直接保護された部品の修理は、元のモーター設計を変更すること
なく実施される必要があります。
メンテナンス – モーター
警告
停止と隔離の後、装置が十分に冷却されるまで待機します。
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機械
症状 考えられる原因 対応策
ギアボックスモーターが動作してい
るが、出力シャフトが回転しない
歯車ユニットのシャフト間の駆動が中
断されている
修理のためにユニットを返送し、ギア
ボックスを交換する
ギアボックスオイルの漏れ
ギアユニットカバーから
モーターフランジから
ギアユニットフランジから
出力オイルシールから
a) ギアユニットカバーのガスケットに
欠陥がある
b) ガスケットに欠陥がある
c) ギアユニットが換気されていない
a) ギアユニットカバーのスクリューを
締める
b) ギアボックスを返送する
c) 通気プラグが清掃/取り付けられて
おり、輸送用プラグではないことを
確認する
ベンチレーターからギアボックスオ
イルが漏れている
ユニットにオイルが過剰充填されて
いる
オイルレベルを確認、修正する
カムフォロアーベアリングから熱/ノ
イズが発生している
ベアリングを潤滑する必要がある ベアリングに注油する、または損傷が
大きすぎる場合は交換する
キャリッジのカムとの接触が維持
されない
a) スプリングのテンションが不十分
b) 流体シールの摩擦またはピストン
動きが妨げられている
a) スプリングを確認、交換する
b) 流体セクションを確認する
切り替え時に大きなノイズが発生
する
a) スプリングのテンションが不十分
b) 流体シールの摩擦またはピストン
動きが妨げられている
a) スプリングを確認、交換する
b) ピストンシールを点検、交換し、ピ
ストン表面コーティングに損傷がな
いかを確認し、アウトレットシリンダ
ーの穴に残留物が詰まっていない
ことを確認する。
トラブルシューティング
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流体セクション
症状 考えられる原因 対応策
ポンプが「プライミング」しない a) 吸引ホース/マニホールドに空気が
入っている
b) ピストンシールが摩耗している
c) ボールチェックが正しい位置にな
い
a) Oリングとホースの接続を確認す
る
b) ピストンシールを交換する
c) ボールとシートを点検、清掃、およ
び/または交換する
ポンプが動作しない a) 電源が入っていない
b) インバータユニットまたは安全イン
ターロックが「トリップ」した
a) 電源を確認する
b) インバータと故障状態を確認する
ポンプは稼動しますが、圧力がかか
らない
a) ピストンシールが摩耗している
b) インバータユニットまたは安全イン
ターロックが「トリップ」した
c) PRVシートに損傷がある
a) ピストンシールを交換する
b) ボールとシートを点検、清掃、お
よび/または交換する
c) PRVシートの表面に損傷がない
か点検する
内部カバーからの塗料が漏れてい
る
ベローズシールの不具合 ベローズシールを交換し、ピストンシ
ールを確認し、必要に応じて交換す
る
圧力脈動が過剰 a) ボールチェックが正しい位置に
ない
b) メインシャフトベアリングが摩耗
している
c) カムフォロアーが摩耗している
d) カム方向に誤りがある
a) ボールとシートを点検、清掃、お
よび/または交換する
b) メインベアリングを点検、洗浄す
るか交換する
c) カムを交換する
d) 19ページの手順に従って、シャ
フトアセンブリーを取り外し、組
み立て直す
トラブルシューティング
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主な整備後のテストと潤滑
1. ポンプを塗装システムに接続します
2. 電気モーターを適切な電源に接続します
3. ギアボックスベントプラグを取り付けるか、ゴム栓を取り外します
4. 塗装システムをオンにし、背圧レギュレータをゼロに設定します
5. ローカル隔離マウントスイッチでポンプをオンにします
6. 1.塗料ライン内でエアだまりがなくなるよう、ポンプを60~80 Hzで約10分間稼動させます。
漏れや機械的な騒音がないことを確認します。
システム圧力を下げるため、必要に応じて、システムから塗料を取り除いてください。
7. 動作中、標準的なカートリッジグリースガン(502373)で、8ストロークのグリース(502375)
をカムフォロアーベアリングに塗布します
8. 動作中、メインシャフトベアリングにグリース(502375)を塗布します(新しいベアリングにはグリ
ースガンの40 ストローク、使用中のベアリングには6ストローク)
9. ポンプを30サイクル/分 [60 Hz] で作動させ、背圧を1MPaに上げて1時間運転します
漏れや機械的な騒音がないことを確認します。
流体排出
流体および溶剤の製造業者の推奨する保護眼鏡、手袋、衣服、マスクを常に着用してください。
1. ポンプを停止します(電気モーターをオフにします)
塗料供給を外し、漏れを防ぐためにホースの下に適切な容器を置きます。
2. インレットホースとアウトレットホースを取り外し、適切な容器にしっかりと固定します
3. ポンプを起動し、低速 [20Hz] で 1 分間運転します
ポンプは大部分の塗料を取り除きますが、流体シリンダおよびマニホールド内には一部の材料が
残ります。
4. 最後にポンプから残りの塗料を除去する必要がある場合は、供給ホースを互換性のある溶媒に入
れ、十分にきれいになるまでポンプを運転してください
テストと潤滑
警告
テストと潤滑 - 資格のある担当者のみ
重要
インレットまたはアウトレット塗料ラインで閉じられているバルブ等が無いことを確認してください。
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EV2-15ポンプ用の推奨交換用スペアパーツとキット
項番 パーツ番号 説明 備考
# 192850 等速カム
# 192392 1 x Ø47 カムフォロアー
# 194111 フルイドピストン
# 192871 1 x リニアベアリング
# 192579 1 x ベローズ
❶ 250837 リニアベアリング
❷ 250838 カムフォロアーベアリングキット
❸ 250839 フルイドセクションシールキット
❹ 250840 フルイドセクションオーバーホールキット
➎ 250841 メインベアリングオーバーホールキット
❻ 250842 ベローズ交換キット
スペアパーツリスト
キットに含まれる個々のパーツに関する詳細は、メインパーツリストをご確認ください
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パーツ番号 説明 備考
192800 スマートカード V3.0
502501 BPR コントロールボックス
502483 ポンプ1台用制御盤
194495 センサーマニホールド
192547 圧力センサー(0~2.5MPa/4~20mA) 圧力フィードバック用
502373 カムフォロアー(& メインベアリング)用グリースガン
502375 カムフォロアー(& メインベアリング)用グリース
192006 1㌅ サニタリーガスケット
192009 1㌅ サニタリークランプ
AGMD-010 合成グリース(50gチューブ) 組付け時使用
パーツ番号 説明 備考
192450 カバー取り外し用ドライバー
193120 上部ベアリングロックナットツール
193121 上部ベアリング圧入ツール
502954 下部ベアリング圧入ツール
502955 等速カム&シャフトアセンブリーツール
502377 ベローズ組付けツール
502382 ベローズ組付けスピゴット
502956 Ø70ピストン組付けツール
502813 16mm A/F シャフトツール
アクセサリー
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39 / 39 77-3337 R1.0(05/2021) _J01
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